お山歩日和

何となくで始めた山歩き、自分のための覚書。

湯ノ丸山 寒いと言うのはこういう事 前編 2020.02.09

トレース無し!太陽無し!展望無し!


先月、お気楽隊潜入して赤城へ行った後、今度はクリさんも一緒に雪山に行こう!と、互いの都合を調整し、湯ノ丸山へ行く事になりました。


OK!


…で、湯ノ丸山ってどこ??


湯ノ丸山(ゆのまるやま)は長野県東御市・上田市と群馬県嬬恋村の県境にある標高2,101mの山。烏帽子火山群の一峰。
Wikipediaより引用。


浅間の近く、長野県と群馬県の境にあるんだね。
毎度の事ながら、やまみほ親分が詳細を記事にしてますので、詳しいことを知りたい方はコチラ👇👇👇👇👇👇👇👇
【長野、小諸】強風極寒の湯ノ丸山撤退!《前編》2020年2月9日(日) - 50代からのお気楽山登り
【長野、小諸】強風極寒の湯ノ丸山を諦め、森のラッセル祭り《中編》2020年2月9日(日) - 50代からのお気楽山登り


出発前夜からお祭り騒ぎ🍻

今回の参加のメンツ(泣く子も黙るやまみほ親分、だじゃれ大魔王ターボさん、華麗なるシータ使いハガレーナさん、すっとこどっこいクリさん、目立たず騒がず慎ましい私)に加え、姫さんと今回はじめましてのウォーリーさん。
これだけ集まったら短時間で済むはずないよねー。


そして前泊はいつものハナホテル。
クリさんも一緒だからツインを取りたかったけど全く空きがない!
なのでダブルルームで熱い夜を過ごすことになりました。
クリさんが寝かせてくれなくってぇ🤣🤣


翌朝、ダジャレ大魔王のターボさんが、ターボさんの息子さんと共にホテルに迎えに来ていただきました。
今回は人数が多いので息子さんが車を出してくれたのです。
うるさいオバサン5人も乗せてくれるなんて、良い息子さんじゃありませんか!

いつもならやまみほ親分が睨みをきかせて凍りついた道路を溶かしていくのですが、今回は若者パワーでチョチョイのちょい。

こんなとこ運転出来るなんてすごいね。オバちゃん無理だわ。


駐車場に着いて準備して…


小雪が舞う中、ゲレンデ脇を登っていきます。

中上級者向けとあって、結構な斜度。
私だけが6本軽アイゼンなのでところどころ滑ってしまうことがあり、歩くスピードについていくのがなかなかキツかったです。
足裏全体を着けるフラットフィッティングをものすごく意識してました。


登りきったら…

真っ白。


振り返って…

真っ白。


何を隠そう、てんくらの予報はCですからね。

ここから先は風ビュービュー。

最初から踏み跡などなかったけれど、この先は雪が更に増えズブズブ沈むパウダースノーの中を泳ぐように歩いていきます。


う…も、もうダメだ…

(美人薄命)


東屋がすぐそこなのに、なかなか辿り着けない。 モッフモフのパウダースノーで踏み抜き祭開催中!

強風にも負けない笑い声と叫び声が辺り一帯に響き渡るwww


悪天候でも妖精が出てきそうな素敵な森。


ようやく着いた東屋。

ハァ…やっとホッと出来る…ハズがない!
強風吹き抜ける東屋は修行の場😱
ただボーゼンと見えない先を見つめる。


アホかと思うくらい寒いんだけど… シュカブラが美しい。


が、寒い。


もうさ、ここから先に行くのは無理だよね。寒すぎて手足が痛い。
てんくらCはまさしくCだ。
駐車場に戻ってレストハウスで温かいものでも食べよう!
そうだそうだ、そうしよう!
満場一致で撤退決定〜!


実は私、めちゃくちゃホッとしておりましたΣ(´∀`;)
この先も進むって言ったらどうしよう…。
これまでに経験したことの無い寒さで、先を進む自信はまったく無かったのです。
装備も私が一番不十分、皆が先に進むと言ったら、私だけ戻ると言おう…と思ってました。


とりあえずあっち方面へ。

下山すれば温かいものにありつける💦


でもムダに高いテンション。

鐘分岐。

寒々しいなぁ。

鳴らしてみたら、気の抜けた音しかしない😅
でもこの辺りの森がとってもキレイだったのです。

ここから樹林帯に入っていきます。
吹き抜ける風が弱くなり歩きやすくなりました。


るん🎵

るん🎶

ズボッ❗❗

埋まったぁぁぁぁぁぁ~❗
後ろで大爆笑の面々。
ターボさんが助けに来てくれた...けど...

まさしく二次遭難。


でもねぇ...本当に森が美しいの。

本当に、どこかに森の妖精がひそんでいるんじゃないかと思ってしまう。


お天気悪くて展望ないけど、今見ているものも明日はまた違った景色になっているんだよね。人だけでなく景色も一期一会。


目を引くカラマツの林に入り...

見上げると青空が。

風が粉雪を舞い上げて。

こちらも雪まみれ。


墨絵のような美しさにうっとりしていると...

あれれ、親分どうしましたっ?
スローモーションで雪に埋もれていくので、助けようか...と思いましたが...

なんだかこの状況を楽しんでいるようなので、生暖かく見守りました。


その後キャンプ場を通り過ぎ、林道に出るとこれから登る人とすれ違いました。
こんな天気の日は樹林帯歩きからスタートする方が、風に当たる時間が少ないので良いのかもしれませんね。


林道を歩いて駐車場に着くと、とにかく休憩しよう!と目の前にあったレストハウスへ。


この続きは後編で!


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