天気が悪くってもさぁ、楽しいんだよねー。

予定通り、
ずーっと雨、時々やんでも雨！雨！
な連休でした。

が、雨と泥と汗でグダグダになろうが、
穴だらけの岩場で腰が引けようが、

やーっぱり楽しい♥

この山旅の全記事はコチラ👇👇👇👇👇
北アルプスの麓で塩の道を歩く　2020.07.24 - お山歩日和

北アルプス・白馬大池　雨の中で見た楽園　　2020.07.25〜07.26 - お山歩日和
北アルプス・白馬大池　白馬大池山荘にお泊まり　2020.07.25〜07.26 - お山歩日和
北アルプス・白馬大池　やっぱり雨の中で下山　2020.07.25〜07.26 - お山歩日和

*独断と偏見による個人的感想とまとめ*

《コロナ禍登山》

今年はいつもと違う「新型コロナ」
今後は“withコロナ”の新しい生活が求められている中での小屋泊登山。
やってみて思ったこと…
それは

当然の事とは思うけど、

どこもちゃんと対策してる。
すごい頑張ってる。　

という印象を受けました。

特急あずさの車内では乗務員が頻繁に通路を行き来していて、よくよく見ると通る度にドアの手を触れる場所を拭き取っていました。

他のところでも同様。
接客、サービス業は不特定多数の人と接するからご自身も感染のリスクが高いわけで…。

それでも対策をきちんとした上で、通常よりも受け入れ人数をぐっと減らし、迎え入れてくれる。いつもの仕事に加え、感染予防対策もしなければならないのだから、大変さは容易に想像出来ます。
ハイシーズンを迎える時なのに、受け入れ人数は半分以下、収益で言っても完全赤字だと思うし…。
それでも営業してもらえることは本当に有り難いと思うし、お世話になる私達もちゃんと準備をして、絶対に迷惑をかけるような事はしてはならないな、と思いました。

自分自身で準備、実行した感染予防対策はこんな感じです。
👇👇👇👇👇👇👇👇👇👇👇

・マスクは1枚ずつジップロックに入れたものを日数分+α。捨てる時はアルコールスプレーを吹き掛けてからジップロックに入れる。
旅先では使い捨てマスク使用。

・アルコールスプレー、ウェットティッシュ、アルコールジェルは持参。手を洗える環境ではウェットティッシュはなるべく使わないで(ゴミになるから)、ジェル使用。
山小屋など宿泊施設に入る前に、荷物にアルコールスプレーを吹きかける。
帰宅して家に入る時もスプレーする。

・山小屋ではシュラフかインナーシーツ持参と言われたが、民宿では特に言われなかったけど、インナーシーツは使用した。
山小屋には布団もあるし、インナーシーツだけでも🆗、私は敷布団だけお借りしてシュラフ使用。

・検温は毎日する(休み中の体温も会社に報告しなきゃいけないので…)

山小屋では下界と違って水も物資も貴重なので、出来るだけ持参したものを使用、何かする度のアルコール消毒をしていました。

《装備》

昨年の7月に雨の北八ヶ岳で痛感したので、小屋泊で悪天候が予想される時のインナーはメリノウール一択！
どんなに良いレインウェアだろうが、上下着て歩けば蒸れるし汗で濡れる。
そういう状況ではメリノウールの方が快適⤴️

購入して10年近く経つレインウェア、ゴアテックス専用の洗剤や撥水剤を使用してケアしていても、さすがに水を弾かなくなってきた(；^ω^）
パンツはまだ良いとしても、ジャケットは買い直し…と歩きながらしみじみ思った😆

軽アイゼンは下りで使用。ベテランさんは無くても大丈夫なのかもしれないけど、
私はあって良かったと思った。

《宿泊》

栂池でお世話になったひよどり山荘。

ひよどり山荘のHPです。

ご家族でやっている、お料理が自慢のお宿です。
1人宿泊を受け入れてくれるのはソロにはとても有難い。
食事の内容で料金が変わり、お料理が何皿も提供されるのがAプラン、Bプランは定食風に提供されてAプランより少々少なめ(品数が)。
私はひとりだし、食事に時間をかける事もないと思ったのでBプランにしました。
おかずの数が少ないと言っても充分な量でした(画像なし！すみません💧)
お味も美味しかったです。特にネマガリダケのお汁が！
信州の郷土料理だそうですが、ネマガリダケとサバ缶とお野菜が入ったお汁が本当に美味しくて！これだけでご飯3杯イケますよ。

部屋の設備はテレビ、冷蔵庫、冷暖房。
洗面所、トイレ、お風呂は共同です。
廊下に給茶機、電子レンジがありました。
全体的に古さはあるものの、どこもきれいにお掃除されていました。
場所柄、夏よりもスキーシーズンの冬の方が混むのかな…と思いました。

バス停やゴンドラリフトの駅もすぐそばなので、アクセスは非常に良いです。

大池の畔の白馬大池山荘。

白馬大池山荘のHPです。

今までのハイシーズンだったら、めちゃくちゃ混んでいると思うけど、コロナのおかげ?で、夏の北アルプスではありえないゆったりさで眠れました。

周りはお花畑、雪どけ水をたたえた大池、山頂へ伸びる稜線、
このロケーションは最ッ高です！
うっとりする位にキレイだし静かだし。
記事に載せた画像以外に、もっともっともっとたくさんのお花が咲いてたんです。雨で思うようにカメラを出せなかったのが残念☆

テント泊する自信はないけど、ここはしてみたい！と思いました。
周辺は散策するにもピッタリだし。
のーんびり、ボ〜っとお花や大池を眺めてボケボケするのも最高じゃないですか。
再訪したい山小屋のひとつになりました。

あまり大きな山荘ではないけれど、スタッフの皆さんとても感じの良い方で、
それが居心地の良さにも繋がっている気がします。
お若い方が多かったかな。

部屋は相部屋のみ、水、お湯は無料で頂けます。
¥100で携帯電話の充電が出来ますので、うっかりモバイルバッテリーを忘れてもお金で解決🆗
衛星電話もありました。下界と連絡する事は出来ますよ(しなかったけど)
この時は「もしかしたらGo Toキャンペーン」対象になるかも？？？
みたいな感じで宿泊証明書を頂きましたが、結局参加しなかったみたいですね。

《費用》

・交通費　

新宿⇔白馬　特急あずさ利用　往復　¥11,260
　　　　　(えきねっとで割引購入)
最寄駅から新宿までICカード使用の場合、白馬駅はICカード非対応の為、車内で精算しておくことをおすすめします。
　　　　
白馬駅⇔栂池高原　アルピコ交通バス　片道¥570

栂池高原⇔自然園　
栂池パノラマウェイ　ゴンドラリフト＆ロープウェイ　往復　¥3,380(自然園入場無し)
　　※モンベルカード割引は自然園入場込の往復チケットのみ

・宿泊費

ひよどり山荘　¥7,200
白馬大池山荘　¥11,000

・日帰り入浴

栂の湯　¥700　パノラマウェイのチケットがあれば、¥100引きしてもらえます。
ここ、ホントに親切です。

今回の山旅、予想通りの毎日雨☔、そして体力低下が露見した日…。
それでもやっぱり楽しい旅となりました。
大池から先のあの稜線…。
いつか、いつか
最高のコンディションの時に歩いてみたい！

まだまだ続くwithコロナ、受け入れてくれる人達が感染対策に一生懸命になっている事をこちらも理解して、それにきちんと対応して楽しむようにしたいものです。

そもそもの目標だった“大雪渓を登って白馬岳！”は、ただでさえ崩落が進み落石も多い場所。ソロの私は一生無理かも😅
どうしても行きたいな〜と思ったら、ガイドさんと登るというのもアリかな、と思ってます。

今回のルートはコレ！

栂池からのルート、何度も言ってるけど途中の岩場が曲者！！
“初心者向け”の言葉に踊らされないでね！って感じです😑
唐松岳の時も思ったけど、
“北アルプス”の初心者向けは、
決して“登山”の初心者向けじゃないって事！
少しづつ登っていって、ちょっとステップアップに“初・北アルプス”にはナイス✌だと思います。
白馬乗鞍岳を過ぎて見える大池は、なかなかの感動でしたよ🤗

今回のお土産。

雷鳥(見られなかったけど)柄の手ぬぐいと…

どんぐり(…だったかな？)の木で作られた登山靴のミニチュア。私の可愛いエルザちゃんに似てたから☺️

やっと梅雨も明けた！！
私の夏はまだ続く〜😆😆😆

お付き合い頂き、ありがとうございました。

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