北アルプス プレ・デビューは唐松岳 ③絶景に囲まれる編 2019.09.29〜09.30
小屋泊まりの時はタイマーセットしなくとも自然と目が覚めてしまいます。
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外をチラ見してみましたが、昨日に増してガスガスで風も強いようです。
ご来光は無理かな…と思いつつ、山頂へ向かう準備をしている人達を見ていると、私もちょっとだけ行ってみようと思い、レイン上下を着て出てみました。
が…
ガッスガス❗
絶好調ガッスガス❗
ガッスガス超絶ミルキー❗
待ってみたものの、これは無理〜!と諦めて朝食の時間を待つことに。
朝食の席では昨夜同席した男性2人組と、御年77歳のお父様とその奥様、息子さんのご家族とご一緒させて頂きました。
77歳のお父様はかつては相当の山屋だったと思われるベテランの雰囲気を醸し出しています。ここでも「一人で来たの?」と。
今日の予定を聞かれたので「八方へ下山します」というと、「あぁ、良かった、安心した」と😅
よほど頼りなく見えたんでしょうね😅😅
唐松岳からの縦走路は牛首やら不帰キレットやらの難所が続いてますからね…。
これから不帰嶮(かえらずのけん)に向かう男性2人組が、立ち去る時に「気を付けてね」と声を掛けて下さいました。
私も思わず「必ず帰って来てくださいね(“かえらずのけん”なので)」
それにしてもここでお会いした方々は皆さん温かくて優しい。
朝食後、荷物をまとめて出発します。
玄関ではパトロール隊の方が仁王立ち(!)でオーラビンビン出しながら、出発する登山者を見送っていました。
7時10分、唐松岳頂上山荘を出発❗お世話になりました!良い山荘だと思います。
お天気も回復してきた(≧∇≦)b
今日は晴れ予報☀
行くぞー!楽しみな稜線歩き👣
富山側からの風でガスが稜線を越えて長野側に降りていきます。白馬村は雲海の下。
山荘の方から歓声が上がり、顔を上げてみると…
❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗
ツ、ツ、ツ、劔サマー❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗
途切れたガスの隙間から、劔岳がその姿を現しました。
すごい。本物だ😅
思わず涙目😂
近年ホントに涙腺ユルイ💧
素晴らしい景色を見ただけで涙が出てくる💦
景色の良いところで泣きながら歩いているオバちゃんがいたら、それは私です(;・∀・)
生暖かく見守ってて下さいm(__)m
晴れたり曇ったり大忙しの天気。でも徐々にガスが取れてきているので、山頂からの展望を期待して進む!
行けぇ〜!!行け行け〜!進め〜!!
7時30分、唐松岳山頂!標高2695m。アレ?山頂標識と地図の標高が違う😮
どっちが正しい?
山頂からの景色はトンデモなくスンバらしい!
劔岳はその堂々とした佇まい、重厚感、気品、北アルプスの王様だと思う。
不帰嶮から続く白馬三山の稜線。
こっちは…五竜岳方面(自信ない)?
あまりにも素晴らし過ぎて、写真を撮ろうにもどう切り取って良いものか悩んでしまうほど。なので帰ってから写真を確認すると、意外に撮ってなかったっていうね…。
そしてやっぱりズームレンズを持ってくるべきだったと悔やむ😣
泊まりだとどうしても荷物を軽くしたいので持ってこないんだけど…。
この時、山頂に居合わせた方が「あっ!」と言って、その方向を見ると…
ブロッケン現象!私からオーラが出てる(笑)
360度山に囲まれなかなかこの場を立ち去れないでいると、昨夜の夕食で同席していたご家族が登ってきて「今日登って大正解ですね!」
ご主人に撮っていただきました。最高に気持ちいい!
見渡す限り、山・山・山❗同定できる山が少ないけど、とにかく山・山・山❗
流れる雲も含めてずっと見ていたい。ガスが途切れた瞬間に遠く槍ヶ岳も見えました。
私、今、北アルプスにいるー😆😆😆!
北アルプス、本当に大きい山域だ。
高校時代の恩師であり山の師匠のN先生は、「北アルプスの山深さ、大きさ、高山植物の豊かさは八ヶ岳の比ではない」と言っていましたが、本当にそうだ。そして「北アルプスからの八ヶ岳は可愛く見える」という事で…ホントだ☺️
広がる雲海の上にお行儀よく並んでる八ヶ岳と、その横に富士山も。
後ろ髪を思い切り引っ張られていますが、下山に向けて行きます。まずは山荘手前の分岐まで。
下山時は同じ道でも違った風景に見えるね。山肌の色合いがステキです。
不帰嶮のギザギザ。ここは一生足を踏み入れる事はないな。
白馬村は相変わらず雲海の下。
山荘の下にあるテント場。かなりの斜面なので、トイレに行く時は大変そう。でも立山、劔岳が目の前のベストロケーションね。
分岐のところに着きました。
この後は…
すみません、続きますっ!!