続×5 骨折その後 懐かしいフランスの思い出その②
前回の続きです👇👇👇👇👇👇
前回のブログで地中海で泳いだ後、シャワーを浴びずにそのまま帰国したと書きましたが、オマケのお話がありまして…。
海水浴を楽しんだサン・ラファエルのアゲ湾、ここからニースの空港まではRさん曰く
「1時間くらいで着いちゃうよ〜、楽勝楽勝🤟」
との事で、結構のんびりしてたのですが…。
(確かフライトは夕方だった記憶)
Rさん、マイペースというかのんびりしてるというか、まぁラテン系気質な人でして。
大事な事を忘れていたのです。
7月のフランス、7月のコート・ダジュール…。
バカンス真っ只中ですよ!!
民族大移動の季節ですよ!!
という事は渋滞ですよ🤣🤣🤣!!
ニースまでの海岸線沿いの道、おっそろしい程の渋滞でした😵😵
出発前は「景色が良いから下道で」なんて言ってたけど、確か途中でかなりヤバい😱😱となって高速乗った記憶…。
さすがのお気楽Rさんもかなり焦っていましたね。
結構ギリギリで空港に着きました。
ニースからはパリに飛んでそこから成田行きのフライトに乗り換えるので、ニースで乗り遅れたら大変な事になるわけで😆😆
何だかドタバタの旅でした、ハイ。
最後の最後で焦りまくったプロヴァンスの旅から1年後の夏…
再びプロヴァンスを訪れました。
この時もパリに着いたらそのまま飛行機✈を乗り換えて、今度はマルセイユまで。
マルセイユ空港ではまたまたRさんが迎えに来てくれました。
まず訪れたのはアルル。
ちょうどお祭りでした。
民族衣装を着てのパレードを見る事が出来ました。
私自身はこれが4回目のアルルでした。
好きな画家、ゴッホも滞在したことのあるアルル、私がゴッホに興味を持ったのは、アルルを訪れた事がきっかけです。
アルルには古代ローマの遺跡が街中にあります。そんな遺跡の一つ、古代劇場でこの時オペラを観たのですが、時差ボケで後半ほぼ爆睡してました🤣🤣
おまけに昼間は暑くてたまらないのに、日が落ちると一気に気温が下がり寒くて寒くて💦💦(オペラは夜)
アルルで泊まったホテル(素晴らしいホテルでしたよ)と近郊のひまわり🌻畑。
ゴッホもこれを見たのですかねー。
確かこれはゴルドだったかな…。リュベロン地方でも人気のある村ですね。
ここも“フランスで最も美しい村”に入ってる村ですね。
この旅の10年以上前、ベストセラーとなったピーター・メイル著の“南仏プロヴァンスの12ヶ月”、本の中にリュベロン地方の村が出てきた事で、それまであまり知られていなかったリュベロンを巡るツアーが増えたように思います。
小さな村ばかりのリュベロンですが、それぞれが本当に魅力的な村が多いです。
ここはみよんさんのブログでも出てきたルシヨンです。
ここのオークル採掘場跡です。
ルシヨンはヨーロッパ屈指のオークルの産地。
掘った跡が巨人が歩いた後の様に見えることから“巨人の道”とも言われています。
ここに来た時は足元がビーサンだったので、きめ細かいおしろいのようなオークルで足が染まってしまいました😄
コレ、なかなか落ちないんですよ〜💦💦
周りの人達もみんな同じ様に染まってましたけどね😆
ここに行く時、白い服はお止め下さいね😉
プロヴァンスの建物はオレンジのかわら屋根がスタンダードですが、ここルシヨンは漆喰にオークルを混ぜているため、建物がオレンジ〜ピンクなんです。
プロヴァンスの中で独特の雰囲気です。
それぞれ絶妙な色合いで、それはそれは可愛い景観なんですよ。
ここは…確かリル・シュル・ラ・ソルグだったような😅😅
アンティーク市で知られるところです。
ここはフォンテーヌ・ド・ヴォークリューズ。
見てお分かりのように、水がとてもきれいなところです。
フォンテーヌ(=泉、噴水)の名の通り、川に沿って行くと洞窟がありそこから水が湧いているのですが、夏場は水量がだいぶ減るらしく、この時は水位もかなり低くちょっと濁っていました。水量が多いのは冬なのだそうで、相当の迫力らしいです。ヨーロッパでも屈指の噴出量だとか。湧き出た水はソルグ川となり、上記のリル・シュル・ラ・ソルグ(直訳するとソルグ川の小島)に流れてます。
記憶がおぼろげなんですが、このフォンテーヌ・ド・ヴォークリューズと私が語学留学していたディジョン、水脈が繋がってるとかなんとか、なんかそのような事がミシュランのグリーンガイドに書かれてた気が…🤔🤔
離れてるのにすごいなーと思った記憶があるんですよね…。違ったかな??
ウソだったらゴメンナサイ😆😆
でもここの水源が未だに解明されていないみたいですよ。
ここで1軒のお土産屋さんに入りまして…。
Rさんが何やらお店の人と仲良くお喋りしています。お店の人に私を紹介して、
「あ〜、あなたが〇〇(←父の名前)の娘さんなのね!」
😳❓😳❓😳❓
ご夫婦で営んでいるお土産屋さん、ここの奥様は以前にグルノーブルの工場で生産管理の仕事をしており、私の父はフランス出張でグルノーブル工場に行く事が多く、その時に良く会っていたそうです。
へぇぇぇぇ〜😲
で、夜はこのご夫婦と一緒に食事に行き、夜はこちらのお宅に泊めて頂きました。
左から:こちらの奥様、私、Rさん、同僚
お庭で朝食です。ここの家のワンちゃんがめっちゃ元気な子で、食事中ずっと走り回ってました🐕
それから…地中海沿いの街、サント・マリー・ド・ラ・メール。
ここ、教会の屋根に上がれるんです。
サント・マリー・ド・ラ・メール、長ったらしい名前ですが、“海から来たマリアたち”
イエスの死後、マリア達は舟に乗って逃げて逃げて着いた場所がここだったから。
この時に一緒に舟に乗っていた召使いのサラは、“ジプシーの守護神”と呼ばれて、5月はジプシーの巡礼祭で賑わいます。
ここ、海沿いのリゾート地で海の色はコート・ダジュールの方がキレイですが、街はのんびりとしながら開放的な雰囲気で、それがとても居心地が良かったです。
そして最終日はカマルグへ。
カマルグはちょっと特殊な場所です。
フランス南東部を流れるローヌ川は、アルルから2つに分かれて地中海との間にデルタ地帯“カマルグ湿原地帯”を形成します。
これまで訪れたフランスの山や海や渓谷、どことも異なる独特の光景。
野生のフラミンゴを見ることも出来ます。
現在では殆どいなくなってしまったそうですが、野生の馬(白馬)もかつては生息していたそうです。
この風土を利用した特産品が塩とお米。移動途中で水田や塩田を見る事が出来ました。
フランスでお米を作っているのはここだけじゃないですかね??知らんけど🤔
塩はフルール・ド・セル(塩の花)と呼ばれています。日本でも売られてますよね。
ここでは乗馬を楽しみました…楽し…んだのか?!
乗馬は1時間コースと2時間コースとあり、簡単なレクチャーを受けてインストラクターの後に続いてカマルグの中を馬に乗ってお散歩します。
が、ホントに簡単すぎるレクチャーなんですよ。
進め
止まれ
右
左
教えてもらうのはこの4つだけ💦💦💦
同僚は乗馬の経験があり、余裕で乗っている感じでしたが、私は心臓バクバク💔
“馬は人をよく見る”
って言うじゃないですか。
多分、私ナメられてたと思うんですよねー。
いきなり立ち止まってその辺の草を食べ始めたり(これがホントの道草☝️)
いきなりギャロップしたり😱😱😱😱😱😱
結構、怖かったですよー💧💧💧
落とされるかと思ったもん。
1時間、早く終わってくれと、心底思いました。周りを見たり写真を撮る余裕なんて、全く無かったです。
落ちないように跨がる足は、知らず知らずのうちにチカラが入っていたようです。
そして馬に乗っていると、上下に弾んだ時に内股が鞍に叩きつけられます。
後でトイレに行った時に内股を見たら、熟れ過ぎた桃🍑?と思うくらい、真っ赤になってました🤣🤣🤣
帰国後しばらくは筋肉痛でしたよ。
こうして見ると、色んなとこ行ったなーと思うのですが、実はこれ以外にもこの旅では回ったんです。
どんな順序だったかは忘れてしまいましたがこれ以外に、
アプト
オランジュ
アビニヨン
エグ・モルト
も、どこかのルートで入ってます。
結構ハードな旅でした😅Rさんがいたから出来たことですね。
今、見ても「詰め込みすぎじゃん!」と思います(• ▽ •;)
もうこんな旅は出来ないけど、出来ないからこそ、あの時に行っておいて良かったな、と思います。20〜30代は海外旅行にハマっていましたからね…。年2回の長期休暇は日本にはいなかったし😆
今は通院以外の外出がなくブログのネタもないので、また実家に戻った時にこんなネタ漁りしてみたいと思います。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
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