お山歩日和

何となくで始めた山歩き、自分のための覚書。

続×5 骨折その後 懐かしいフランスの思い出その①

地中海でひとっ風呂♨😄?

@Port d'Agay この後、空港直行😆




前回の記事がちょっと暗かったので、方向転換。


昔々、フランスに語学留学したことがありました。それ以前に、父がフランスの企業で働いていた事があり、私にとって身近な外国はフランスでした。旅行でも度々訪れていました。


ですからフランスでの生活、美しい景色の中でのハイキング等を発信されているみよんさんのブログは、懐かしいな〜と思う事も度々で、つい最近の記事に登場したルシヨンもその一つでした。


先月、筑波山で骨折して以来、アパートと実家を行き来していますが、実家にいるとホントに懐かしいものが色々と出て来ます。
みよんさんのルシヨンの記事を見て、確かアルバムがあったよな〜…と探してみると、若かりし頃の私がゾロゾロ出てきました😄
変色したアルバムに、年月を感じますが…😅



コレ、私が立っている場所、行った事がなくても名前を知らなくても、一度は目にしたことがあるんじゃないですかね??

ミネラルウォーターのVolvicのラベルに描かれている山、ピュイ・ド・ドームです(ボルヴィック、日本市場からは撤退しちゃったみたいですね)
日付見ると2003年ですね。
当時、某アパレルで店長をしておりました。
が、その頃、ものすごく売上を落としておりまして、“不振店会議”という不名誉な会議に出たりと身も心もボロボロな時でした。
(その後売上は無事V字回復しましたよ🤟)


ボロボロの状態で店長会議があり、その時、机の上にあったミネラルウォーターのボルヴィック、そのラベルをボ〜っと見ていました。その時に
「あ、この山見に行こう」
そう思い付いて、上半期の長期休暇で行ったのです。
それを同僚に言ったら「アタシも行きたい!」と一緒に行きました。
彼女は初フランスだったのに、かなりマニアックな旅となりました。
パリには殆ど滞在しませんでしたから🤣🤣


ここへはフランスの真ん中あたりにある街、クレルモンフェランからバスで40分くらいだったかなぁー。
ちなみにクレルモンフェランにはタイヤや観光地、ホテル、レストランの星付けで有名なミシュランの本社があります。


クレルモンフェランは大学もあるので日本人をちらほら目にするけれど、ピュイ・ド・ドームへ行く人はかなり少そうです。


ホントはボルヴィックの源泉にも行きたかったけど、ここへはバスも電車も無くて諦めました。


ボルヴィックは諦めて、その代わり行ったのがル・ピュイ・アン・ヴレイです。

特徴的な街なんですよ、ここ。

※まっぷるトラベルガイドより


キリスト教の巡礼地ですね。


で、帰りはバスと電車と乗り継いだのですが、確かバスがとんでもない田舎道で故障して、ドライバーがタクシー呼んでギュウギュウ詰めで乗ったんだよな…🤣🤣
その時のタクシー、小さな男の子連れの親子と相乗りになったのですが、その男の子が「冒険だね(≧▽≦)!」と楽しそうに言っていたのが記憶に残っています。




また、別の時にはゴッホのお墓参りに、オーヴェル・シュル・オワーズへ行きました。

向かって左がゴッホ、右が弟のテオのお墓です。
ゴッホの絵画、好きなんですよ。
絵の中の風景も探しに行きました。

この時はひとり旅です。




またまた別の時、ブルゴーニュを巡る旅に行きました。
これはワイン好きな同僚が
「ワイン巡りの旅がしたい!」
と言ったのがきっかけ。
私が語学留学で最初に滞在していたのがブルゴーニュ地方のディジョンだったので、ワイン巡りと聞いて問答無用でブルゴーニュとなりました🤟



これは誰もが知るあの超、超、超高級ワイン、ロマネ・コンティの畑です。
あったり前ですが、グラン・クリュです、ここのは。
高過ぎて買えません。畑もかなり小さいので生産量も少ない。

このプレート、これが見たかったんだよね、アタシ😁
ブルゴーニュワインは地方名→村名→畑と、高くなっていきます(確かね🤔)
ロマネ・コンティは買えないけど、それよりも安い(でも高い部類かも)ヴォーヌ・ロマネ、結構好きだったな。

ブルゴーニュ!って景色です。
ここの石、拾ってきたけど、どっかに行っちゃったな…😅😅



2月に行ったワイン巡りの旅、同じ年の7月には南仏、プロヴァンスへ。


この時は限りある休みを有効に使う為、パリに着いたらそのまま飛行機を乗り換えてニースまで行きました。機内からは地中海の島が見えて、パイロットがそれを説明していたのが印象的でした。


この時は知り合いにニースの空港に迎えに来る来てもらいました。
知り合いと言っても元々は父の仕事上の知り合いです。Rさんと言います。
父がフランス出張へ行ってたのと同じように、Rさんも日本出張に何度も来ていて大の親日家です。私が小学生の時、目覚めたらRさんがいた事もありました😅
もともとは船乗りだったそうです。



エズの街を行ったり…。



モナコはめちゃくちゃセレブな街でした。

海が青くてね、ソーダみたいだった。



行ってみたいと思っていた港町、カシ



ここからは遊覧船に乗ってカランク巡り

カランクとは…
氷河時代の地殻変動により石灰岩が隆起した、断崖絶壁の海岸線。
日本で言えば東尋坊とかそんな感じ?知らんけど😆


とにかく海がホントにホントにホント〜にキレイでしたよ。



高台からカシの街を見下ろします。

日本じゃありえないけど、フツーに断崖絶壁なんですわ、ここ。
柵もロープも何にもありませんぜ。
日本だったら絶対に柵を作るだろうな。



プロヴァンスと言ったら…

ラベンダー畑でしょー。



ラベンダー畑を後に行ったのがムスティエ・サント・マリー

ここは確か“フランスで最も美しい村”に入ってるはずです。険しい岩山に張り付くようにある村は、ムスティエ焼で知られる陶芸の村。
雰囲気がね、とっても可愛いんですよ。
下の写真、岩山と岩山の間、写真の真ん中辺によーーーーく見ると星★があるの、見えませんか?

赤丸の中の・がそうです。
これは13世紀、十字軍遠征で無事に帰れた事への感謝として、山と山の間に星を掛けたんだそうです。



その後はサント・クロワ湖へ立ち寄り…。

ちなみにここは人造湖。



ここはヴェルドン渓谷。

フランスのグランドキャニオンと言われてるとかなんとか。
ここもビビり発動するような断崖絶壁です。



そして帰り道、野生のラベンダーが咲きまくってるところでラベンダー刈り…。

野生は香りが強いです。


この時の旅はRさんの家に泊まりました。

普段はパリのアパルトマンで暮らしているRさんですが、バカンスになると生まれ育った南仏の家に戻るのだそう。
今はここには誰も暮らしていないので、別荘として利用しているそうです。
Pont d'Argentという、ちいさな集落です。近くには世界遺産の修道院がありますが、至って静かな、ひっそりとした場所です。
付近を散歩すると、庭先で水を張ったタライに足を突っ込んで涼んでいるオバちゃんが、「ハーイ👋お嬢さんたち」と声を掛けてくるような、そんなところです。


私が使わせて頂いた部屋。



キッチンからは直接外に出られます。



裏の空き地に勝手に生えてるタイムを集めて…。



ブイヤベースを作ってます。

生粋のプロヴァンス生まれ、プロヴァンス育ちからブイヤベース作りを習う。
いや〜、こんなに手が掛かるものとは知りませんでした。
前日から仕込みますからね…💧💧💧
なぜブイヤベースを作っているのかと言うと、この時は7月14日
フランスではサラッとキャトールズ・ジュイエ(そのまんま7月14日ってこと)と言って、日本では革命記念日とかパリ祭とか言ってる日です。フランスのバスティーユ牢獄襲撃して白旗揚げた日(詳しくはベルサイユのばらをお読みください😁😁)
プロヴァンス生まれのRさんにとっては、この日はブイヤベースの日なんだそう。


手の込んだブイヤベース、近所に住むご夫婦を招待してみんなで食べました。
ニンニク擦り付けたバゲットと食べるので、全身ニンニク臭プンプンですが絶品でしたよ。
作り方教えてもらったけど、絶対に作れない。後にも先にも、これが最初で最後の本場モノのブイヤベースでした。



帰国する日…夕方のフライトなので、朝から出発して海へ。
海岸線を走り、良さそうなビーチがあったらそこで泳ごう、という事で。
着いた場所は、サン・ラファエルにあるアゲ湾

小さな入江はシャワーやトイレなどの設備はなく、ただキレイな海が広がってました。
この記事のトップ画像がそれです。
ただね、地中海は冷たい😱😱
長く入ってると震えが止まらなくなる位。
それでもギリギリまでスノーケリングをして、シャワーも浴びず潮だらけの塩っぱい身体で日本に帰ってきました🤣🤣🤣
あ、とりあえずニースの空港のトイレで、顔と腕と足は洗った気が😅😅


スノーケリングの際、鼻に水が何度か入ってしまい、副鼻腔にそれが溜まっていたようで…。飛行機に乗ってから気圧の変化で、副鼻腔に溜まった海水がポタポタ垂れてきて困ったのよね🤣🤣🤣🤣
成田に着いてもボタボタ💧💧💧
傍目からはただの汚いヤツでした😆😆




1回で終わらせるつもりだったけど、長くなっちゃったので2回に分けますね。
この後も続きます。






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