お山歩日和

何となくで始めた山歩き、自分のための覚書。

鶏足山&焼森山 再び妖精に会いに 2019.03.24

2週間前に下見に行った、鶏足山&焼森山。

絶対、狙い目だろうと予測して行ってきましたー!

んもうもうもう、言葉なんていらない!!


前回はまだシャワーヘッドのような蕾ばかりだったミツマタの谷、開花が進むにつれ駐車場は混雑を極める…

ので、前回より早く起き(4時過ぎ)、出発(5時過ぎ)

早朝なので道路ガラガラ、調子よく走りBGMは佐野元春(歳がバレる😆)

今朝は寒かったけどお天気良くて、筑波山系の山並がバッチリ見える!この季節に珍しい。今日、サイコーなんじゃない?私、持ってる!


あ〜、やっぱ元春イイよな〜なんてノリノリで走り、同じ方向へ行くクルマなし!

駐車場、余裕じゃない?と思いながら6時45分、鶏足山駐車場に到着。

その時点でまさかの残り3台!

去年は7時頃でまだまだ余裕だったのに…。

早く出てきて良かった…(ホントはもうちょっとゆっくりしても良いかも、なんて考えてた)もっと早くても良かった位。

その後もおにぎり食べ終わらないうちにどんどんどんどん車が来て、あっという間に満車。…っぶねぇ…💧

ミツマタ人気恐るべし。


今日も良い天気!

7時25分、駐車場を出発します。

前回と同じく赤沢富士を経由して鶏足山へ行き、弛み峠の手前のところからミツマタ群生地へ。帰りは前回とは違うルートで焼森山に登り、駐車場まで戻る予定です。


いつもながらキツイね。

でも7時49分、割とあっという間に赤沢富士。

ここから稜線歩きで先ずは鶏足山へ行きますよー。

あれ?クロモジ?

葉っぱと同じ色だから目立たないんだけど、可愛い花なんだよ。


鶏足山への登りもなかなかイヤらしい斜度。


この後、富士山が見えるポイントを通るのですが、この季節だからまーったく期待してなかったんだけど、まさかの富士山が見えました!これにはビックリ。

写真に撮ったけど案の定、写ってなかったので画像は割愛(;´∀`)


今朝はめーっちゃくちゃ寒かったので…

霜柱が溶けてません。晴れてるけど空気は冷たい💦


8時10分、鶏足山到着です。

ここでソロの女性ハイカーと出会う。

ミツマタ群生地まで、鶏足山の先から行く道について聞いてた。その道、去年歩いたところだ…。でも説明が難しい。この山域、整備はされてるんだけど、標識が少ないというか、登山道なのか作業用の道なのか、よくわからないのも結構あって…。

去年はGPS頼りで歩いたんだよね…しかも仲間と一緒だったから、ちょっとうろ覚え。

なので弛み峠手前のところの方が標識もあるし、分かりやすいからイイですよ…と。

女性ハイカーの方も「今回は目的はミツマタだから」と、分かりやすい方で行く、とおっしゃってました。


それでは今日のメイン、ミツマタへ行きましょう!

私も分かり易さでここから。ソロはガードが堅いんだよ(笑)


ここを降りきると…

早速、ミツマタのお出迎え。

おお、前回より咲いてる咲いてる🎶

期待が高まります⤴️⤴️⤴️⤴️⤴️


8時45分、ミツマタ群生地に着きました。

シーズン中なのでミツマタ保全協力金200円をお支払いして、妖精との接見!

うわぁ…


ミツマタ3兄弟?と思ったけど、よく見たら4兄弟(笑)


ミツマタが降ってくる…


ミツマタのトンネルでミツマタに包まれる。


光が入ると黄色が一層鮮やかに。

どこを見てもミツマタ。


群生地は遊歩道があり、シーズン中は一歩通行になっています。遊歩道のちょうど真ん中あたりが少し上から見下ろすようになります。ミツマタは下に向いて咲いているので、ここに立つと白っぽいポンポンが埋め尽くされた谷になる。


名前の通り、3つに枝分かれ。ポンポン3つ。


ここに立つと圧巻の光景。

言葉、いる?

いらないよね。

目の前に広がるものを、ただ感じてほしい。


バズーカ砲のカメラマンさんがたくさん光を待っていました。


たくさんのミツマタに囲まれて、立ち止まるばかりでなかなか先に進めませんでした。

もう満足!!今年も見られて良かったー!


さて、ミツマタ大満喫して、9時25分、帰りの道を取ることにしましょう。ゆっくり鑑賞しちゃったから身体も冷えちゃったしね。


帰りは以前に見付けてちょっと気になってた、新コースで焼森山に登ります。

…でもねー、分かりにくい!!!!

入口に標識はあるものの、その後がサッパリ、しかも植林伐採用?の作業道路らしきものが2本、どれ歩いていいか分かんなくてGPS見ながら行ったり来たり。

いきなり出てくる分岐。右?左?どっち?


正解は右でも左でもない、これの更に左側にもう一本、道があって、それが登山道でした。こんなにGPSガン見した事は今までになかったよ💧


ピンクリボンはあるんだけど、作業道路にも付いてるんだよね!だからアテにならない。


ようやくちゃんとした(?)登山道を見付けて一安心。

そしてここもえげつない感じが(笑)

ゴツゴツの岩場を登って振り返ったところ。

標高低い割に、険しい道が多い気がするんだけど。


って10時25分、焼森山到着。


ホントはお腹空いちゃって、どこかに座って休憩したかったんだけど、座れそうなところはどこも人がいて休憩どころではなく…。

仕方ない、下山途中にあるかな…と写真だけ撮ったらそのまま進みます。


今回はここから下小貫方面へ降り、途中で分岐を左に鶏足山駐車場方面へ行きます。

でもね、標識あるのはほぼここだけだからね。この界隈を歩く時は、地図はもちろんだけどGPS必須かも。


ここにもクロモジ。可愛い〜(*´∀`)


この道はずっとこんな感じの尾根道。明るくて気持ちいいけど、結構な急坂もありズルズル滑ってしまうのでそういうところはガニ股歩きで。


途中、展望の良いところがあり、休憩にうってつけなんだけど…残念ながら先客さんでいっぱいでした…。もういいや、一気に下るよー。


もうちょっとで咲きそうなシキミ。


自分が歩いた稜線が見えます。


最後にこんな階段を降りたらファミリーコースと合流、駐車場はもうすぐそこ。

11時36分、戻ってきました。


駐車場に戻ると路駐がすごかった…。

すごいなミツマタ人気。

でも展望は良いし、標識低くて距離も短い割に変化に富んだ登山道で、ミツマタ以外の季節でも楽しい山だと思うので、また別の季節に来てみようと思います。

GPSはしっかり準備してね!


今回のログとGPSです。


今回もお付き合い頂き、ありがとうございました。



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宝篋山 こぶしはまだかな〜? 2019.03.17


通勤路で、咲き始めのこぶしを見かけました。

それを見て、宝篋山のこぶしはどうかなぁ?とちょっと様子を見る為に行ってみました。天気予報では午後から崩れるらしいので、早い時間にサクッと行っちゃおう、どうせなら山頂でブレックファーストしちゃう??


...と一応、早く出るつもりでいた。

朝もちゃんと起きることが出来た。

ただ寒くて...⤵⤵うだうだしてしまった。


途中、スタンドに寄りガソリンを入れ、コンビニでおやつを仕入れ小田休憩所の駐車場に着いたのが7時半位。8割位の埋まり具合、でもどんどん車が入ってきます。

車の中で靴を履き、休憩所のトイレをお借りして出発。


地元のつくばや土浦ナンバーが多いけど、県外ナンバーも結構停まっています。


今日は行きは常願寺コース(赤)、下りは極楽寺コース(青)で行きます。


こちらですよ~。


最初はこんな田んぼの中を歩きます。のどかでしょ。

森に吸い込まれるようになって山の中に入っていきます。

良い香りがする...と思ったら、梅が咲いていました。



この倒木、イノシンみたいじゃない?今日は松ぼっくり頭に乗せてた。


しばらくいくと、直進する道と沢の小道に分かれます。先で合流するので私はいつも沢沿いをチョイス。水のそばって気持ちいいしね。


沢に沿って歩き、何度か小さな渡渉を繰り返します。


よく見えないけど水音が聞こえてきます。


里山らしい小さな滝を幾つか見て、徐々に沢から離れていくと、傾斜が段々キツくなっていきます。


ジグザグに登ります。私の前に団体さん、この辺りで道を譲られてしまいました...。私も遅いのに(^_^;)

ごぼう抜きしたら息が切れる切れる。


ハイ❗ハリキリます!!


薄暗い植林地から段々陽射しが入り明るくなって、植生が変わってくると最初の頂上、尖浅間山はもう少し。常願寺コースはこの尖浅間山を経由して宝篋山まで行くので、ちょっとした縦走気分味わえます。


尖浅間山頂。空気の澄んだ冬の時ならここから富士山が見えるけどね、春は無理ねぇ。

ここでお菓子を食べて、次は宝篋山まで〜。団体さんが到着してワイワイ休憩し始めたので、ベンチを空けるため手短にして出発。


尖浅間から宝篋山まで、野鳥の森と名付けられた稜線を歩きます。この辺りはヤマザクラの木が多いです。咲いたら見事でしょうね。明るくて気持ちの良い散歩道。


こんな木もあります。夫婦円満、恋愛成就の木らしい。私には関係ないねー(≧▽≦)

見上げるとしっかり抱き合ってる❤


しばらく歩いて行くと…

こんな感じになります。上がり切ったら右に折れ、まもなく極楽寺コースと合流します。


山頂に出る手前にバイオトイレがあります。


バイオトイレを過ぎてしばらく歩くと右手に電波塔の建物が見えてきます。

こんな感じで道が2つに分かれて、右の階段を上がるとアスファルトの道路(作業車、緊急車両のみ)に出て山頂、左は山道を歩いて山頂まで。私は土の道を歩きたいのでいつも左を行きます。さぁ、山頂はもうすぐだよー。

ほらね^_^


ここから見る筑波山はいつ見てもかっこいい。

春霞で遠望はきかないけど、お天気が良いので気持ちいいです。霞ヶ浦を見渡すベンチに座って、おやつにしよう。

湖面が光ってました。

アンテナの立つ山は雪入山かな?あちらもさくら🌸の木がたくさんあるそうなので、そのうちお花見登山しに行こうと思います。


ホントは山頂ブレックファストのつもりだったんだけどねー(^.^;

10時のおやつになっちゃった。


じっと座ってたら寒くなってきちゃった💦

さて、本日の本題へと行きましょう。

下山は極楽寺コースを行きますが、こぶしの森経由で行きます。元禄こぶしとやらがあるらしい。初めて歩いてみる道。


こんな感じの始まり、ところどころ急なところもあります。整備はされてるけどあまり歩く人はいないみたい。ちょっと寂しい感じ?

こんな岩を巻くところもあり…


ハイ、極楽寺コースに合流しました!

アレレっ?こぶしはっ???

上を見ながら歩いていたけど、こぶしの花は…


チーン…(ーー;)


しゃーない、自然とはそういうものじゃ。


って事で下山。


途中の道もさくらの木が続くところがあります。山頂から見た雪入山といい、さくらが咲き始めたらどこを登るか迷っちゃいますね。


歩き進めるとこんなのが出現。

ワニ岩。うん、それらしく見えるよね。

ワニ岩の隣には…

ニコニコ岩…うーん、何度見ても男梅にしか見えないんだけどー(・・;)


ヤブツバキの群生を抜け…

沢沿いを歩いていきます。


この辺りは、大きな岩がゴロゴロしてる。

地質学やってる人には興味深いんでしょうな。


極楽寺コースお馴染みの滝を眺めながら歩いて行きます。

ここの沢の水は麓で作られるブランド米、北条米を育む水。なかなかにいいお値段なので食べた事はありませんが美味しいらしいです。

ふと足元を見れば…

あれー?コレ、ネコノメソウとかなんとか言うやつじゃね?


コレもナンとかネコノメソウとかいうのじゃね?


こぶしは見られなかったけどさ小さな春がたくさんありました。ニリンソウの葉っぱもあったし、この時期にここを登った事なかったから知らなかったけど、気を付けてみると小さなワクワクに溢れててなんか楽しい。


今年の初スミレ。


こんなのもあるよ。

クリスマスシーズンにはデコレーションされてたりする。この山は地元の方々が整備しているから、このデコレーションも整備してるおじさんがやってるんだろうな…と想像するとちょっと微笑ましい(笑)


そんな事を思いながら歩いてたら、あっという間に登山口に到着!

ここでこぶしの花を見るとは(;´∀`)

麓でこんななら、山の中のはまだ咲いてるはずないね。


梅の花は可愛い❤


小田休憩所に戻る田んぼの中の道も春に溢れていました。


そして小田休憩所に戻ってきましたー。

ここにはみーちゃんというにゃんこがいます。この日は姿が見えませんでした。

みーちゃんはこんな子です。

昨年12月に撮ったもの。

以前飼ってた猫のみーさんと柄が同じなので、みーちゃん見る度にみーさん思い出すんだよね(ややこしい💧)


11時には駐車場に戻ってこられました。

休憩含で3時間、気持ちいいお山歩日和でした。


今日のログ&GPSです。


今日もお付き合い頂き、ありがとうございました。

平標山 可愛くて手強いヤツ 己の未熟さを猛省 《後編》 2018.06.18

アカモノとマイヅルソウの可愛いコラボ💕


体力のほとんどを使い果たしてしまったほど、クタクタで辿り着いた平標山の山頂。これから仙ノ倉山へ向かうかどうするか...。




《憧れは遠きにありて思うの巻》



山頂に着くと先ほどの男性がいらっしゃいました。

「あっち(仙ノ倉山)行くの?」

「どうしようかと思って...」

行くなら気を付けてね、とそこで別れ、私はどうしようかまだ迷っています。

正直、体力は残り少ない、でもここから仙ノ倉山の稜線が一番のハイライトなんだよね...。平標山から仙ノ倉山までコースタイムにして往復2時間弱。

全部行けそうにないけど、ちょっとだけ、行ってみようかな。


先を見るとガスで真っ白。そして風もかなり強い。

それでも歩き始めました。この道は谷川岳まで続いてる。晴れていれば素晴らしい景色が広がっているはずなのに、真っ白でなーんにも見えない‼

仙ノ倉山までは緩く下って行きます。下りながら、戻るときはこれを登るんだよね...、体力をかなり使ってここまで来たので、緩い登りでさえ辛く感じそう。

その瞬間、谷川岳の方向からかなり強い風が吹いてきました。


うん、無理。今日はやめる。

そしてもっと体力つけてまた来る。絶対来る。


そのまま歩いてきた道を引き返して平標山まで戻り、

平標山ノ家の方面へと歩き始めました。

憧れていた稜線歩きが出来なかったのは残念だけど仕方ない。行けたとしてもこんな天気では景色を楽しむ事も出来ないしね。

今度来るときは絶対に楽しめるようにしよう、ここにまた来る理由ができた。


もう下山への道を行くだけ、と思ったら気持ちにゆとりが出来たせいか、今までこんなガスの中の山歩きをしたことがなかったので、そのガスでさえも楽しもう、と思いました。


この先も変わらず真っ白。風も強い強い。


ふと足元を見ると...

イワカガミ!イワカガミ!!イワカガミ!!!


ベニサラサドウダンも鈴なり状態。風が強くてワッシャワシャ揺れて、今にもシャンシャン音が鳴りそうなほど。


ガスもすごいし雨混じってるしでオバチャンの肌もしっとり(笑)


分かりにくいけどワタスゲがぽわぽわしてます。

木が目に付くくらい標高を下げてきたら...


12時13分、山ノ家に着きました。

あの男性がここで休憩されていました。

「なかなか来ないからどうしたかと思っちゃったよ」

仙ノ倉山に行かないと決めたら余裕できたからゆっくり歩いちゃいました、と言い、ガスも風も強くて先に行くのが怖くなっちゃったんです、と言うと「それが良い」

でもこれでまた来る理由が出来たので良いんです、と言うと「その時は谷川岳までの縦走だね(笑)」

いや、さすがにそれはマジ無理(((^_^;)


私もここで休憩します。おにぎりが美味しいぃぃぃぃぃぃ!

五臓六腑に染み渡ってる。


男性は「じゃあお先に行くね。気を付けて帰ってね。」

と下山していかれました。私もトイレに行ったら下山しよう。




《下山もなかなか長いの巻》



12時35分、下山開始。

山ノ家から直ぐに樹林帯に入ります。それまでの風が嘘のように静かになりました。


それにしてもこの山は階段ばかり!

あの男性が「ここは別名 階段山だよ」何て言ってたけど、ホントほぼ階段!

途中で歩荷さんとすれ違いました。なに背負ってるんだろう??

振り返って見たら50㎝位の長さの丸太!Σ( ̄□ ̄;)

いや、スゴいね...。


こんな天気なので苔も生き生きしてます。


下山を始めて1時間ちょっと、13時41分、平元新道登山口に到着。

ここから林道歩きになります。

これがね~、長いんだよね~。誰かと一緒ならおしゃべりしたりで長く感じないんだろうけど、こういう時ソロはつまんないね。

景色も変わらないしちょっと飽きてきて、即興で林道の歌を歌いながら歩き...


ツルアジサイが絡み付く木や


自然のものなのか人工的なものなのか分からないけど、パイナップル🍍柄の断面(笑)


ここにもぎんちゃん。


長い林道歩きを終え、14時49分、駐車場に戻ってきました。

この後はバスに乗って越後湯沢駅に戻ります。

下山してあの男性とまた会えるかと思ったけど、駐車場にもいなくて既に出発してしまったみたい。ちゃんとお礼を言いたかったなぁ。




《バス待ちで色々考えるの巻》



バスの時刻表は予め調べて知ってたけど、微妙に待ち時間がある。

近くに時間を潰せるようなものは何もなく...

ひたすら待つ( ・3・)


お腹すいた💦

しかも寒くて寒くてフリースまで着込む。


バス待ちの間、今日の自分を振り返ってみる。


☆良かったところ

 ・始発のバスで来た → 時間がかかる私でも安全な時間帯に下山出来た。

 ・仙ノ倉山を諦めた → 行ってたらかなり危ない状況になってたと思う。


★ダメだったところ

 ・最初に焦りすぎた → 身体にペースが出来ない段階で焦って息が上がる状況にしてしまった。最初はゆっくり、これ鉄則!

 ・...そもそも計画が無謀だった → 色々な人の山行記録を見て、自分もこれくらいのペースで行ける、と完全に勘違いしていたアホでした。はい、バカです。


後日、学生時代にワンゲルだった友人から、「初級の山と中級の山とではコースタイムの基準が違う」と言う話を聞きました。

中級の山はそれなりの体力の人が歩くことを想定してのタイムなんだそうです。だから初級の山でコースタイムより早く歩けたからと言って、中級の山でコースタイム通りに行けるとは限らない。

知ってて当たり前の事なのかもしれませんが、スイマセン、知りませんでした私。

ここに来る前に登ってた山で、段々コースタイムの8割位で歩けるようになってきて、いい気になってたんですね、私。

だから「オメーにはまだ早いんだよっ」って教えてもらえた山行でした。


次に行ってもまた仙ノ倉山までは行けないかも知れない。でも頑張って行けるようになりたい。



寒さに震えながらようやく来たバスに乗り、越後湯沢駅に戻ると夏のような暑さでした。



この時のログとGPSです。


こうして情けない山行が終わりましたが、この時に思った事を忘れない為に、恥ずかしながら記事にしてみました。


お付き合い頂き、ありがとうございました。